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Mapping days: 2972 「OpenSteetMapとの出会い」

Posted by ikiya on 4 February 2021 in Japanese (日本語). Last updated on 6 February 2021.

OSMを知る以前、誰もが作れる自由な地図を必要と感じたのは、新潟県中越(2004年)などの報道に不明瞭な地図が多く使われている状況を見たときでした。現地と状況がわかる者から情報を集約してより正確な地図は市民レベルでも作れるし、共有できるはずだと感じていました。 「新潟県中越地震が発生した際に細切れに出てくる情報を繋げてやりたいと思いました。べースマップ、基図さえ開放してくれれば瞬間的に入力できると思っていました。」と2008年のtalk-jaでその時の気持ちを書いています。

そして2007年、田舎の勤め先で開けたメールマガジンの巻末「編集便り」で初めてOpenSteetMapと出会いました。最後の一文でノックアウトされました。そのときめきは今でも覚えています。


2007/02/22 発行 「GIS NEXT EXPRESS Mail Magazine vol.105 」 株式会社ネクストパブリッシング GIS NEXT編集部  (編集部便り より引用)

“だが、このプロジェクトの面白さは地図をめぐる権利問題にとどまらないものがある。つまり、“地図は自分で作るもの”という文化が、こうした活動を通じて広がっていくかもしれないということである。情報技術の進歩によって、地理情報や位置情報の取得、処理、加工、流通が容易になったため、これからは市民が必要な地図を(コミュニティを通じて)自分で作成し、紙や携帯電話やカーナビなどに入れて利用する時代がくるかもしれないということだ(もちろん、より専門的な用途に向けた高精度な地図への需要はなくならない)。しかも、地図作成のプロセスにおけるジオコミュニケーションの楽しさは、さらに多くの人々を地図の世界に呼び寄せていく可能性がある。 その意味で、日本にもOSMのコミュニティができないかと思っている。誰か、始めませんか?”


2007年からOpenStreetMapプロジェクトへ参加して13年、Active mapping daysが3月に3000日となります。 カウントダウン的に、マッピング3000日を記念してOpenSteetMapとの出会い、人との出会い、OSMに関わる出来事について日記を書いています。 マッピング日数はPascal Neis氏の “How did you contribute to OpenStreetMap?”サイトを参考にしています。Pascal氏に感謝しています。

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