OSM Coverage! Powered by surveyor.
Posted by hayashi on 4 February 2017 in Japanese (日本語). Last updated on 5 February 2017.OSMの網羅率
日本全国でどのぐらいマッパーが活躍しているのかを示す図を作ってみました。 「国土数値情報(バス停データ)」の近くにOSMデータの「bus_stop」が近くにどれだけ存在するかによって色分けしています。
以下の図は国土交通省国土政策局「国土数値情報(バス停データ)」をもとにhayashiが編集・加工したものです。
- 赤: データが入力されていない地域
- 橙: データ入力が不完全。修正が必要な地域
- 緑: データが入力されている地域
Compared with Kokudo Suchi Joho (data from Japanese Government)
- Red: Empty Area
- Orange: Uncompleted Area. Need more works
- Green: Completed Area.

全国の状況を見ると「OSMぜんぜんダメじゃん」って感じになっていますが、そもそも「バス停」ってアームチェアマッピングが非常にやりにくいので、このデータにはアームチェアマッパーの貢献度が全く反映されていません。 街中を徘徊するタイプのマッパーによる成果とみることができます。
神奈川県周辺
全国では状況が分かりずらいので神奈川県周辺にズームしたのが下図です。
神奈川県は半分ぐらいできてますね。
実は神奈川県東部周辺には「バス停」マニアが何人かいるようです。西側は手つかずのところが目立ちますが、過去にマッピングパーティが行われたところ(熱海など)は局地的に入力されています。
大阪
大阪は淀川の南側はたくさんのマッパーが散発的にマッピングしている感じですが、北部と奈良盆地北部に関してはきっちりと入力されています。少数(おそらく一人)のマッパーが計画的にバス停をつぶしていってように感じます。
札幌周辺
札幌も明暗くっきりって感じでマッピングされています。この画像には入っていませんが室蘭市はほぼコンプリート状態になっています。
このデータは公開しています!
ここで示したデータはこの記事を読んでいるOSMマッパーのために公開しています。 私の自宅に転がっているRaspberry Pi2をサーバーとしてDynamicDNSで運用しているのであまり接続率は良くないかもしれませんけど・・・
PostGISのデータとして公開します。QGISを使って「PostGISレイヤの追加」すれば誰でも自由に見ることができます。まだ入力されていないバス停を探索したり、他のマッパーが活躍している地域を探すのに便利だと思います。是非、活用してください。
PostGIS接続の設定
- ホスト: surveyor.mydns.jp
- ポート: 5432
- データベース: gisdb
- SSLモード: disable
- ユーザー名: gisuser
- パスワード: gisuser
詳細は QGISの定義ファイル を見てください。
と、突き放すのはあまりにも不親切なのでQGISを使ってこのデータを利用するマニュアルを作成しました。QGISを利用したことがない人はこの機会にチャレンジしてみてください。
バス停以外の指標
今回は「国土数値情報(バス停データ)」を指標として使ってみました。OSMにはインポートできない「国土数値情報」もこんな感じなら利用することができます。
「バス停」以外にも利用可能なデータはないでしょうか?
国土数値情報では「燃料給油所」なんかも同じように使えそうです。コンビニのデータなんかもあれば指標としてみると面白いかも。
ライセンス的にOSMに投入するのが難しくて諦めてしまったデータも、もう一度見なおしてみるとけっこう使えるものが発見されるかもしれませんね。
Discussion
Comment from hayashi on 4 February 2017 at 07:59
append a few English comment.
Comment from 西島太郎 on 13 February 2017 at 16:22
はぁ?(笑)頭大丈夫?
Comment from 西島太郎 on 13 February 2017 at 16:23
はぁ?(笑)頭大丈夫?
Comment from 西島太郎 on 13 February 2017 at 16:23
はぁ?(笑)頭大丈夫?